気をつけようぞ その1
大企業病の特色は、単一の症状にとどまらず、さまざまな余病を併発して複合的な症状となることが多い点にあります。
たとえば、社員の意識が保守的となり、万事にわたって「ことなかれ主義」が社内にはびこるようになると、積極的に新しい分野を切り開こうとする意欲が低下してくる。
これまでの手なれた分野にしがみつき、そこから離れることに不安感をもつので、従来あ主力商品が成熟段階に入っても、その技術を応用した成長分野への多角化がおくれてしまうというように、企業の成長力が低下する結果を招く。
現状の維持にこだわるようになると、中・長期的に展望するだけの視力も低下し、会社が進むべき方向を見定めることもむずかしくなってしまうのだそうです。